ワクチン / vaccine・vaccination

子宮頸がん(HPV)ワクチン/human papillomavirus vaccination

年齢は?
9歳から接種可能。当クリニックでは出来るだけ早くの接種をお薦めしております。費用に関しても15歳までは2回接種のため少なくなります。

WHOでは10歳代前半の接種を推奨
●子宮頸がんに罹る数 おおよそ76人に1人
●子宮頸がんで年間亡くなる女性の人数 約3,000人
●障害のHPV感染率 84.6%

ワクチンで子宮頸がんが防げる
下記のデータはスコットランドのデータです。前がん病変の減少を示しております。

ワクチン接種の状況と子宮頸部病変発見頻度(Palmer T.et al.BMJ2019)

子宮頸がんワクチンの種類は?
以下の3種類があります。
サーバリックス;2価ワクチン、ガーダシル;4価ワクチン、シルガード;9価ワクチン

各ワクチンの接種回数および間隔(HPVワクチンに関するQ&A|厚生労働省)
各ワクチンで予防できる範囲(HPVワクチンに関するQ&A|厚生労働省)

研究1:Onuki.M,et al.Cancer Sci 100(7):1312-1316,2009
研究2:Azuma.Y,et al.Jpn J Clin Oncol 44(10):910-917,2014
研究3:Sakamoto.J,et al.Papillomavirus Res 6:46-51,2018

子宮頸がんワクチンの副作用は?
日本では2009年12月に承認され2013年4月より定期接種が開始。接種後に多様な症状が生じたとする報告がありましたが、 原因がワクチンであるという科学的な証拠は示されておらず、厚生労働省専門部会においても因果関係は否定されています。

HPVワクチン接種後の主な副反応(HPVワクチンに関するQ&A|厚生労働省)
重い症状の報告(2013年までに報告された頻度。HPVワクチンに関するQ&A|厚生労働省)

2024年6月よりJR田町駅・都営三田駅・藻塩橋バス停近くのクリニックとして、グランパーク田町の地下1階ウェルシア内に、MRIおよびCT併設のクリニックを開業させていただくことになりました。ベッドも用意し点滴も可能な施設です。処方のみの方も大歓迎です。地域の方々が利用しやすいクリニックを目指し頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

トピックス

■子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの単一株の持続感染により発症すると言われております。 子宮頸がんの患者さんを担当させていただいた経験があり、積極的に予防することをお薦めしております。 ワクチン接種に関してはワクチンの用意もあるため予約が必要となりますが、その前段階として「悩み事」や「気になる事」がありましたら是非ご相談ください。 当クリニックは予約なし当日受診可能です。

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